聖書

 

世界を変えた本の一つとして池上彰さんが紹介した「聖書」。

今回は池上さんが解説した聖書について紹介していきます。

 

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本というのは実に不思議な存在です。

一冊の本が世界を動かし、歴史を作ることさえもある・・・というとどこか大げさな表現に聞こえるかもしれませんが、実際に非常に影響のある有名な本を我々は知っていますね。

そう、それが聖書です。

 

もっとも、日本で生活をしていれば聖書に関わり合うことは少ないかもしれませんが、欧米諸国に行けば常識として文化に根付いています。

新聞や雑誌、テレビでは「善きサマリア人」なんていう比喩なんてのも登場しますが、それは聖書を読んでいなければ理解することができません。読んでいるかどうかで世界で通用する人物になれるか、その常識が身についた人物になれるかが変わってきます。

まさに世界的に見れば最大のベストセラーである聖書。

 

どうですか?ちょっと興味が出てきませんか?笑

 

聖書には旧約聖書と新約聖書が存在します。

ヤハウェという神は自分を信仰するユダヤ人にこう告げます。

「私を神として信じるならばお前たちにカナンの地(約束の地)を与えよう」

実はこの契約の書として旧約聖書は成り立っています。「旧約」=「古い契約」という意味合いで、ユダヤ教徒の聖典として存在します。

 

そして、その後キリストが誕生します。

キリストは神の子として信じられ、ここに神との新しい契約が誕生したと信じた後のキリスト教徒が作製したのが「新約聖書」になるのです。

ここから「旧約」、「新約」という呼び名はあくまでもキリスト教徒から見たものであるということがわかるでしょう。

ユダヤ教徒からしたら旧約聖書が聖書であり、聖典なのです。

旧約聖書ユダヤ人に与えられたものであるため。ヘブライ語で書かれています。

新約聖書はギリシャ語で書かれています。

 

 

 

アメリカ大統領の宣誓

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アメリカは元々ヨーロッパのキリスト教徒が新天地を求めてやってきて形成された国家であるため、巨大なキリスト教国家として有名ですが、大統領の宣誓をする際に手を聖書に当てて行われます。

つまり神に誓ってその言葉を言っているということを表現しているのです。

大統領の中でも非常に知名度が高いバラク・オバマ大統領はこの宣誓の際にエイブラハム・リンカーン元大統領が宣誓を行った聖書を使用したことが話題になっていました。

アメリカではこの聖書をもとに、つまり人間は創造主である神に作られ、平等であるという考えをもとに独立宣言がなされ、憲法も制定されています。

 

 

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旧約聖書

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さて、ちょっとずつ聖書に興味がわいてきたかと思いますが、ここからは旧約聖書の解説に移ります。

旧約聖書の中身はと言うと・・・律法、歴史書、文学書、預言書など非常に多数のものから成り立っています。

中でも一般的に聖書として知られているのが「律法」。

エルサレムと言う地はおそらく誰しもが聞いたことのある地名であると思いますが、この場所はユダヤ教、キリスト教、イスラム教にとって非常に特別な地として崇められています。

エルサレムにあるユダヤ教の祈り場であるシナゴーグには旧約聖書の律法(トゥーラ)が保管されています。羊皮紙にヘブライ語で手書きで書かれています。

 

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天地の創造

この律法の最初の巻である創世記にはこの世界がどうやって作られたのか、人がどうやって誕生したのかなど、この世界の根本のようなことが書かれています。

 

天地の創造

初めに、神は天地を創造された。

地は混とん出会って、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。

神は言われた。「光あれ。」

こうして、光があった。

神は光を見て、良しとされた。

神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。

夕べがあり、朝があった。

第一の日である。

 

こうして一日目に昼と夜が作られ、第二の日には空が作られました。第三の日には大地と海が出来、植物を生えさせました。四日目には太陽と月と星を作りました。

五日目には魚と鳥を作り、六日目には獣と家畜を作って、さらに神に似せた人を作りました。そして聖書の引用に戻ります。

 

天地万物は完成された。

第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。

この日に神は全ての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。

これが天地創造の由来である。

 

6日間でこの世界を完成され、七日目に休息に入ることがわかりますね。子の周期って何かと似ていませんんか?

そう、我々の一週間です。

日曜日に始まり、一週間の最期の土曜日がユダヤ教における休日になっています。さらに、「夕べがあり、朝があった。」という一説より、ユダヤ教の安息日は金曜の夜から土曜の夜までとなっているのです。

日没から一日が始まるのですね。

 

アダムとイヴ

アダムとイヴの話はあまりにも有名ですね。

アダムはヘブライ語で「土」を意味する言葉であり、その名の通り土から作られたとされています。そしてそのアダムの肋骨から作られたのが女性出るイヴ。

しかし、二人は蛇にそそのかされて禁断の果実を口にしてしまいます。こうして知識を得たのですが、神によってエデンの地を追放されました。

その際に神は人間に罰を与えたとされています。

神は女に向かって言われた。

「お前のはらみの苦しみを大きなものにする。お前は、苦しんで子を産む。お前は男を求め彼はお前を支配する。」

神はアダムに向かって言われた。

「お前は女の声に従い取って食べるなと命じた木から食べた。お前のゆえに、土は呪われるものとなった。お前は、生涯食べ物を得ようと苦しむ。お前に対して土は茨とあざみを生えいでさせる 野の草を食べようとするお前に。
お前は顔に汗を流してパンを得る 土に返るときまで。お前がそこから取られた土に。
塵に過ぎないお前は塵に返る。」

こうして女は妊娠をして主産をする大きな痛み、苦しみを与えられ、男は土を耕し矢部モノを得るために苦しまなければいけなくなったとされています。

 

 

新約聖書

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簡単に旧約聖書の紹介をしました。では、新約聖書の方も簡単ではありますが紹介します。

新約聖書は福音書・歴史書・黙示文学・パウロ書簡・公同書簡から成り立っています。

一般的には福音書が知っておいた方がいいとされています。「福音書」は「良い知らせ」という意味で、イエスが十字架にかけられたことによって、人の罪を代表して償ったことを世界に広めようとする書物です。

そもそもキリストは聖母マリアが処女懐胎したことによって誕生したとされています。その部分を新約聖書を引用して紹介します。

 

イエス・キリストの誕生

イエス・キリストの誕生は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。

おっとヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。

このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。

「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」

 

しかし、福音書はマタイによるもの、マルコによるもの、ルカによるもの、ヨハネによるものがあり、それぞれで描かれ方が変わっています。

それを象徴するように後の画家たちも、大天使ミハエルによってマリアが神の子を宿った描写を描く者もいれば、夫のヨセフが聖霊の言葉を受け取っている描写を描くものもいます。

 

イエスはユダヤ教徒として生まれました。

そしてイエスの教えを信じてたくさんの弟子たちが集まってきました。その中から特別な弟子12人が使途としてイエスにつき添っていました。

こうしてイエスの教えを広め数々の奇跡を起こすのですが、これがユダヤ教の長老たちに危機感を芽生えさせます。そして弟子のひとりに裏切られ、殺されることになるのです。

 

次回は、このイエス・キリスト、そしてキリスト教について紹介していきます。

 

 

 

pazoo
平成生まれの思うこと

少々長くなりましたが、なかなか面白い話ですよね。

聖書と言うのは恥ずかしながら私はまだ読んだことがありません。しかし、なぜかキリストの話って本当なのか・・・とはずっと思っていました。

その中で4つの福音書とそこに書かれている話の違い・・・これは逆に言うとよくここまでキリスト教が信じられ広まったよな、と感じてしまいます。笑

やっぱりその奇跡が強大過ぎたからなのかなあ・・・何か旧約聖書と違って「作られたもの感」がするんだよなあ。

ここまで歴史を動かしたキリスト教の存在はすごいというのも事実。

 

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もっともっといろんなことを知りたくなってきますね!