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今回は池上彰さんが解説した伊勢神宮について紹介します。

伊勢神宮の内宮と外宮に祀られている神様。そしてそれぞれの役割。

20年に一度行われるという式年遷宮などについて掘り下げて紹介していきます。

 

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天照大御神

伊勢神宮の内宮に祀られている神様は天照大御神(あまてらすおおみかみ)。

古事記に登場する神様の中で大御神と最初から名前がついているのは天照大御神だけなんです。そのため神様の中でも中心的な存在として知られ、最も位の神様であり古事記ではこの天照大御神の子孫が皇室へと繋がっていくと言われています。

いまから約2000年前に伊勢神宮に天照大御神が祀られることになりました。

 

この天照大御神は日本全体の氏神様であるため、通常神社などに参拝した場合に小銭を入れるような賽銭箱は設置されていません。そして参拝をした際に願うことも、個人的なことはお願いするのにふさわしくないとされています。

日本の発展や日本全体の弥栄を願うことがふさわしいとされています。

というのも、実は伊勢神宮は天照大御神を祀っているために、かつては天皇陛下か天皇陛下が許可した人しか思い理ができなかったという神聖な場所なのです。

伊勢神宮の内宮にある荒祀宮という場所では賽銭箱もあり、個人的なお願い事をしていいとされています。

 

 

式年遷宮

2013年に式年遷宮を迎えた伊勢神宮ですが、そもそも「式年遷宮」って何なのか、よくわからないですよね。

この「式年」というのはあらかじめ決められた年数のことで、「遷宮」というのは祀られているお宮を遷す神様のお引越しであるとされています。

つまり伊勢神宮では20年に一回神様が祀られる場所を変えるということなのです。

点部天皇の発案の元690年に初めて行われた儀式であり、その後戦争中や戦後などを除き基本的に20年周期で行われ続け、2013年で62回目を迎えました。

遷宮は基本的に現在祀られている正宮のすぐ隣に新たな祀る正宮を建設し、そちらに神様に移っていただきます。そして元々祀っていた正宮は取り壊し、またその20年後にその取り壊したさら地に新しく祀る正宮を建設し、遷御の儀式を行います。

 

正宮

 

つまり正宮が右側に建設され天照大御神が祀られている20年と、左側に建設され天照大御神が祀られている20年があるのです。

この右側か左側かで、実は都市伝説的な俗説があるんです。それが以下のようなもの。

正宮が右側:米蔵、豊作になるが経済は低迷。
正宮が左側:金蔵、経済が良くなる。争い事が多くなる。

2013年に遷移されてからは正宮が左側・・・。アベノミクスの効果は出るのでしょうか・・・。

 

 

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引っ越しと言っても神様は実体がありません。

天照大御神の場合は、三種の神器と言われている草薙剣(くさなぎのつるぎ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、八咫鏡(やたのかがみ)のうち、天照大御神が子孫に祀るように引き渡したとされる八咫鏡をご神体としています。

 

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このご神体は、関係者の中でも位の高い人しか実体を見ることはできないため、一般人に公開などはされていません。そのためこのようにイメージ画像しかないのです。

このご神体を白い布で周囲を囲いながら新しい祀る場所へと遷移するそうです。

 

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一般的には伊勢神宮というのは内宮と外宮の二つから構成されていると思われていますが、実は伊勢市を大きく飛び出した場所にもある社も含めて125の社宮から構成されています。

そのうちの宝殿、外幣殿、鳥居、御垣、御饌殿など計65棟の殿舎といった全社殿を造替え、それを全てひっくるめて式年遷宮と呼びます。さらに神職の方の着ている装束・神宝、宇治橋等など含めいろんなものが新しく変わります。そのため、2013年の式年遷宮においてかかった費用は約550億円と言われています。

550億!!!!!!!!!((;´Д`)笑

 

 

伊勢神宮の外宮

外宮に祀られているのは豊受大御神(とようけのおおみかみ)。豊受大御神は天照大御神の食事をつかさどり、衣食住・産業の守り神とされています。今から1500年前に天照大御神が自分の食事の世話をしてくれる神を呼びたいということで豊受大御神が呼ばれたとされています。

内宮にお供えされるものはこの外宮で用意されるのです。しかも伊勢神宮が管理する管轄のものを使用して自給自足で用意されるそうです。

その管轄地の一つが「神宮神田」。神様のお米を作るための水田があるのです。約3haで収穫量は年間15t。そこでは神宮司庁調度部御料地課に所属している神宮技師である山口剛さんがお米を作り続けています。

神様にお供えするものを生産するため、手足を清めてから白い白衣で作業をしているそうです。

万が一の時に備え、必要量よりも多く収穫できても備蓄をして備えています。そのため新米を人間が食べるというようなことは絶対にないのです。

 

しかもお供えするお米の調理方法は蒸してあるため、人が普段食べるものとは味覚が大きく異なります。お供えしたものをおさがりで人が食べることはあるそうですが、じゃあ実際、人間の感覚でこのご神田のお米がどれだけ美味しいのかということは歴史上誰も知らないということです。

実際に神様が召し上がっている食事はこのように構成されています。一日二食でお祭りとしての扱いだそうです。

 

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平成生まれの思うこと

いやー、伊勢神宮ってこんな場所だったとは知らなかった。汗

天照大御神の名前は知っていたのですが、神を束ねるような位の高い神であり、伊勢神宮に祀られており、それゆえに日本の弥栄を願うような場所だったとは・・・。

こうした歴史的に非常に意味のあるようなことを知るというのは、何か日本を誇れるような気持ちになりますし、日本を好きになれるような気がします。

 

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是非、今度参拝してみたいと思います。